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理事長挨拶

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公益財団法人仙台市医療センターは、仙台市及び仙台市医師会の出資により、1974年12月に民法上の公益法人として設立されました。当法人は、現在、仙台オープン病院、介護老人保健施設 茂庭台豊齢ホーム、茂庭台診療所、居宅支援センター豊齢の各施設を運営しております。

仙台オープン病院は、1976年2月、全国初の公設民営型医師会病院として開設され、1998年には全国第1号の地域医療支援病院として承認を受けております。2005年に屋上へリポートを備えた免震構造の病棟の大改築、2018年には緩和ケア病棟と感染症病床を有する免震構造の新救急センター棟が完成し、高度医療機器の整備も行いつつ今日に至っております。当院はこれまで高度医療・救急医療・健診事業の三本柱を中心に、我が国の地域医療のあり方を先導して参りましたが、2011年には災害拠点病院の指定を受け、大規模災害時も含めた地域医療の拠点としての役割も担っております。

介護老人保健施設 茂庭台豊齢ホームは、1989年4月、「仙台市茂庭台健康福祉エリア基本構想」に基づき、仙台市内初の老人保健施設として開設されました。医療と福祉の融合施設として、高齢者の自立と家庭復帰の援助、在宅ケアの支援、デイケア事業の推進など高齢者健康福祉活動の拠点としてその役割を果たして参りました。1995年に認知症専門棟を併設し、2000年には介護保険制度の発足を受け居宅支援センター豊齢を開設致しました。

当法人は2011年4月1日より公益財団法人へ移行しており、今後ともさらなる地域貢献・公益実現のため力を尽くして参る所存でございますので、皆様のご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。

2023年4月
公益財団法人 仙台市医療センター
理事長 亀山元信

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