開放型病院について
開放型病院とは、病院の施設や機能を、診療所の医師(かかりつけ医)など、病院に勤務する医師以外の医師にも開放している病院です。
開業医が診療している患者さんに入院治療や特殊な検査などの必要が生じた場合に、当院に患者さんを紹介し、病院の医師と共同して診療することが出来る病院です。
紹介で入院した場合は診療所の医師(かかりつけ医)が入院中の患者さんの回診等を行い、当院のスタッフと共同で診療にあたり、退院後には再び診療所の医師(かかりつけ医)での診療を継続することができます。診療所と病院の間で診療を中断することなく行うことができます。
昭和53年3月に開放型病院としての承認を受けました。
登録医制度について
開放型病院として当院をご利用いただくには、診療所などの医師(かかりつけ医)に登録医となっていただかなければなりません。
登録にあたっては、特定の診療科目を標榜している必要はありません。
登録医の申請
登録をお考えの開業医さまには、申請の手続きについてご説明いたします。
お問い合わせ先:地域医療連携室 022-252-1111(代表)
共同指導について
紹介患者さんが入院された場合、当院担当医と共同で診療・指導にあたることができます。
共同指導の費用について
開放型病院にて、登録医と主治医が共同指導を行った場合の診療報酬は下記のとおりとなります。
共同指導1回につき
開放型病院共同指導料(Ⅰ) 350点(登録医)
主な業務項目
- 紹介患者さんの事前受付対応、緊急受診対応、転院調整
- 紹介患者さんに関する医療機関との連絡調整
- 紹介患者さんの情報管理
- 連携医制度・開放型病床に関すること
- 地域健康講座等セミナーの運営と開催
- 当院の情報提供(診療科ガイド、外来担当表、広報誌)
- 地域の医療機関の訪問
- かかりつけ医の相談
- 入院前の問診、患者さんの情報収集
- 入院のベッドコントロール
- 入院の手続き、入院生活の説明及び入院受付対応
- 登録医会事務局として総会・勉強会、各種の親睦会の企画運営