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手術支援ロボットDa vinci 5を導入します

手術支援ロボット「Da Vinci 5」 を導入します

― 消化器外科を中心に、より安全で精密な低侵襲手術を目指して

仙台オープン病院では、2025年10月25日 に最新の手術支援ロボットシステム
「Da Vinci 5(ダ・ヴィンチ ファイブ)」 を導入いたします。
Da Vinci 5(ダ・ヴィンチ ファイブ)東北地方で初めての導入 となり、
当院は地域におけるロボット支援手術の新たなステージを切り拓きます。


納入当日の様子  ※10/25(土)追加

地域に最先端の低侵襲手術を

今回の導入により、当院でも世界最先端のロボット支援手術を受けられる環境が整います。

症例としては、消化器外科および呼吸器外科 の領域を中心に運用を開始します。
特に胃・結腸・直腸・膵臓などの消化器疾患に対して、従来よりも身体への負担を軽減し、回復の早い治療を目指します。
現在、担当医師およびスタッフは認定トレーニングプログラムを順次修了しており、準備が出来次第、開始予定です。

Da Vinci 5の特長精密さと安全性を両立する新世代モデル

Da Vinci 5」は、従来機(Da Vinci Xi)から大幅な進化を遂げた最新モデルであり、次世代のロボット支援手術を支える多くの新機能を備えています。

特徴

内容

効果

10,000倍以上の
コンピューティング性能

高速処理によりリアルタイムに術野を解析し、滑らかで安定した動作を実現

手術中の映像遅延を極小化し、より精密な操作が可能に

フォースフィードバック
(力覚フィードバック)

器具先端の力加減を術者が指先で感じ取れる新機能

組織への負荷を直感的に制御し、より繊細で安全な操作が可能

改良された
高精細3Dビジョン

4K相当の高解像度3D映像と色再現性を実現

術野の細部まで正確に把握し、血管や神経の損傷リスクを低減

操作性・ワークフローの
最適化

機器セットアップの自動化や動線効率の改善

手術準備時間を短縮し、チーム全体の効率を向上

これらの進化により、「Da Vinci 5」はより少ない侵襲で、より高い精度と安全性を両立した手術を実現します。
当院はこの技術を活かし、患者さまにとって身体的・精神的負担の少ない治療を提供してまいります。

チーム体制と安全管理の取り組み

ロボット手術の導入に際し、当院では安全性を最優先に以下の体制を整えています

  • 消化器外科・呼吸器外科医を中心とした 専任ロボット手術チーム の組成
  • メーカー研修・院内トレーニングによる 術者・助手・看護・臨床工学スタッフの教育体制
  • 安全管理マニュアル・緊急時対応プロトコルの整備
  • 術後フォローアップ・回復支援体制の充実

これにより、患者さまが安心してロボット支援手術を受けられる環境を確保しています。

院長コメント

「東北地方初となる『Da Vinci 5』の導入は、仙台オープン病院にとって大きな一歩です。
私たちは、最新の医療技術を地域に根ざした形で活用し、より安全で、より確実な外科治療の実現を目指しています。
今後も開かれた医療の名のもとに、地域の皆さまに信頼される医療を提供してまいります。」
仙台オープン病院 院長  土屋 誉

今後の展望

今後は、導入初期段階として消化器外科を中心に症例を重ね、
将来的にはロボット支援手術を外科診療の標準治療のひとつとして定着させていくことを目指しています。

また、手術データや映像情報を活用し、術式の教育・技術評価・安全性向上にも取り組むことで、
地域におけるロボット外科の発展に貢献してまいります。

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