総合サポートセンターは「地域医療連携室」「医療福祉相談室」「総合支援室」「入退院支援室」で構成され、それぞれ地域医療連携、総合相談、疾病のケア・予防および入退院支援に関する業務を担当しています。
これらの部署をワンストップで統括運営することで、地域医療機関との連携がスムーズになり、患者さんやご家族にとって、当院の医療を安心して受けていただくことに繋がります。
私たちは安心・安全の医療の提供だけでなく、早期の在宅生活復帰を目指してお手伝いしてまいりたいと考えております。
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「地域医療連携室」は、地域の医療機関(かかりつけ医)等から紹介された患者さんの診察、検査、入院の予約手続きや逆紹介等の地域医療連携に関する業務、登録医制度の運営に関する登録医会事務局業務、地域の医療関係者向けの研修・教育を通した、医療の知識・技術向上に関する業務を担当しています。
当院では、開院以来、医療機関の機能分担や業務の連携を図ることによって、 受診者に一貫した医療を提供できる医療体制づくりをしてまいりました。
今後は、病病連携の強化並びに地域医療機関のみならず保健・福祉関連機関との積極的な連携を図るよう努力してまいります。
患者さんやご家族にとって疾病や障害によりさまざまな心配事が起こっています。
「医療福祉相談室」では、患者さんやご家族の心理社会的・経済的問題を軽減し、安心して療養生活を送れるように医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)が常在し専門的視点から相談支援を行っております。
また、院内の多職種と協同し平成19年から地域医療ネットワーク『フルリールの会』を立ち上げ「食べることは生きること」をコンセプトに院外の様々な機関・多職種と勉強会を開催しています。
私たち医療福祉相談室では、地域包括ケアシステムの実現に向けて、院内外の多職種や地域の機関等とも連携をとりながら、患者さんやご家族が住み慣れた地域の中でその人らしい「暮らし」ができるように一緒に考えお手伝いできればと思っております。
「総合支援室」は、認知症看護認定看護師1名、摂食嚥下障害看護認定看護師1名、褥瘡管理者(皮膚・排泄ケア認定看護師)1名が専従で常勤しています。
専門的な視点によるアセスメントを基に、多職種による医療チームとカンファレンスを実施しながら、患者さんや関わる家族・医療従事者への支援を入院早期から実践しています。
また、地域に向けた活動として、研修や学習会等の啓蒙活動を地域の他医療機関や施設等と協同して取り組み、スキンケアや認知症ケア、食事支援などの質の向上や手技の伝達に努めています。
多職種による医療チームとカンファレンスを実施。専門的な視点によるアセスメントを基に、患者さんへの支援を入院早期から行っています
入退院支援室の役割は、予定入院が決定した患者さんとその家族が安心して入院決定から退院後までの療養生活を送れるように支援する事です。
総合相談窓口にある「入退院支援相談」のブースで対応しております。